今回は【今っぽい巻き髪を知りたい】【顔立ちもキュッと引き締まった印象に見せたい】というニーズにドバイス。【しなやかに動く波巻きロング】のカットやスタイリングのコツを伝授します。
「ロングヘアをキレイに見せるためには、ツヤを保つのはもちろん、巻き方などスタイリングも重要ですよね。今っぽく見えるか否かは、ロングヘアこそ”巻き”が肝心。ともすると、ゴージャスすぎて古くさい印象に見えてしまうことも…。まずは巻きやすい土台を整えること、軽く巻くだけで今っぽい動きが出やすいようなカットにもこだわってみて。巻き方次第で雰囲気が変わるのはもちろん、顔の骨格をカバーして小顔に見せることもできますよ。巻きはストレートアイロンで、カールになっているかなっていないかくらいのゆるい巻き方でOK。クセ毛風のニュアンスで今っぽい抜け感を出してみてください」
40代の髪型のお悩みを解決【ロングヘア】:今っぽくこなれた印象の巻き髪ロングヘアになりたい!
解決ヘアスタイル:動きが出やすいようなレイヤーカットを施し、韓国風の波巻きで抜け感のあるスタイルに!
仕上がり
サイド
バック
HAIR CHART
やわらかさ (柔→硬)★★★★
ボリューム (少→多)★★
髪の太さ (細→太)★★★
うるおい (乾→潤)★
白髪の量 (多→少)★★★★★
「ややしっかりめで、やわらかな動きが出づらい髪質ではあるのですが、顔周りをメインにレイヤーを入れ、軽く巻くだけで毛先に動きが出やすいように調整しています。後ろはスカスカになると貧弱に見えるので、レイヤーはあまり入れず重めに仕上げています。あごは小さいけれど頬骨が張っていてやや膨張して見える顔立ちも、顔周りのレイヤーとウェーブ巻きでしっかりカバーできるようなスタイルです」
■スタイリング術:韓国風の波巻きで、今どきのおしゃれな抜け感をプラス
「毛先を巻くだけだとコンサバでちょっぴり古い印象に見えがちなので、顔周りを中心に波巻きにして今っぽい雰囲気に仕上げています。小回りが利くストレートアイロンを使って巻くとテクニックいらず、火傷もしづらくおすすめです!」
スタイリング前
⒈まずは耳下あたりの中間にウェーブを
中間部分から巻いていく。顔周りの耳下のあたりの毛束をとり、少し外側にふくらますようにストレートアイロンを動かして。ふわっと自然なウェーブにしたいので、毛束は細かくとらなくてOK。
2:鎖骨あたりは外巻きウェーブに
1で巻いた下の鎖骨あたりの髪はゆるやかな外巻きに。
3:毛先は内巻きに
外ハネにしてしまうとゴージャス感が出てしまいがちなので、毛先はくるっと内巻きに。毛先が内側に向くことでしっとりと、大人の上質な雰囲気に。サイドから後ろ髪は届く範囲で、1~3の要領でゆるく巻いていけばOK。
POINT<老け見えをくい止めるポイント3か条>
【1】ロングヘアは巻きが命。重すぎず軽すぎず、巻きやすいベースにカットで整えてもらう
【2】しっかりと巻かなくてOK。ゆるやかな波巻きで今っぽい抜け感を
【3】毛先は内巻きにして、しっとりと落ち着いた雰囲気に
「スタイリング剤は巻く前にはカールをキープするような機能のあるオイルを、さらに巻いた後にはツヤを出ししなやかな動きをホールドするクリームがおすすめ」